2017年・環境教育実践例

2017年10月15日
温根内ビジターセンターが主催する自然ふれあい行事「ザリガニウォッチング2~ニホンザリガニ編~」に講師として参加してきました。当日は釧路湿原に生息する絶滅危惧種ニホンザリガニの生態の室内レクチャーに加え、実際に野外でニホンザリガニを探すという活動を行いました。ニホンザリガニを何とか1匹見つけることができ子どもたちも喜んでいました。

 

2017年10月13日
洞爺湖で開催されたシンポジウム「緊急集会!!いま転換期、洞爺湖のウチダザリガニ!-今後のウチダザリガニ対策に向けて-」(主催:UWクリーンレイク洞爺湖)で春採湖(釧路市)におけるウチダザリガニの防除活動の事例を発表させていただきました。

 

2017年8月26日
釧路市立博物館で開催されたイベント「春採湖のウチダザリガニ2017」(主催:釧路市)に講師として参加させていただきました。当日は、春採湖におけるウチダザリガニの防除の現状と課題についての講演に加え、野外でのウチダザリガニの防除体験を実施しました。湖から引き上げた罠の中にウチダザリガニの姿が見えた時の子供たちの楽しそうな笑顔が印象的でした。

 

2017年7月18日
釧路湿原国立公園の北端部を流れる釧路川中流域に位置する茅沼地区で開催された釧路川の市民環境調査「みんなで調べる復元河川の環境」(主催:釧路国際ウェットランドセンター)で水生生物調査の講師をさせていただきました。当日は、アメマスやウグイ、トゲウオの仲間などの在来魚類に加え、特定外来生物であるウチダザリガニも多く捕獲され、参加者を驚かせていました。

 

2017年7月3日
釧路湿原国立公園パークボランティアの方々を対象としたコウモリの観察会を実施しました。当日はコウモリに関するレクチャーに加え、ねぐらの観察や野外でバットディテクターを用いたコウモリ探しを行いました。普段目にする機会が少ないコウモリという動物を前に皆さん楽しそうでした。

 

2017年4月29日
阿寒湖で開催された「アソビバ!つべつ!」(主催:津別町教育委員会、(一財)前田一歩園財団)でエゾサンショウウオの夜間観察会の講師をさせていただきました。当日は、エゾサンショウウオのレクチャーをした後、実際に繁殖活動をしている水域へ向かいエゾサンショウウオの成体や卵嚢を探しました。

 

2017年4月23日
釧路市立博物館で開催された講演会「釧路周辺のハペトロジー~両生類や爬虫類に興味はありますか?~」(主催:北海道爬虫両棲類研究会)で釧路湿原周辺域に生息する両生類について話をさせていただきました。普段はあまり気にも留めないマイナーな両生類や爬虫類という生物がテーマにも関わらず、多くの方々が参加してくれました。

 

2017年4月12~14日
釧路湿原を代表する動物であるキタサンショウウオの夜間観察会を3日間にわたって実施しました。各日とも釧路湿原野生生物保護センターでキタサンサンショウウオについてのレクチャーを実施した後、生息地へ行き、キタサンショウウオの繁殖活動や湿原のサファイヤと言われるほど美しい卵嚢を観察しました。参加者の方々には、キタサンショウウオの可愛さや卵嚢の美しさを目の当たりにして感動していただけました。