2015年以前の主な環境教育実践例

2015年12月5日
釧路市生涯学習センター「まなぼっと」で開催されている市民講座(主催:釧路市生涯学習センター)で、釧路湿原に生息するキタサンショウウオについてのお話をさせていただいてきました。参加者の方々からは「おもしろかった。」「今度は実物を見てみたい。」などの感想をいただきました。より多くの方々に興味関心を持ってもらえるように、今後は観察会なども積極的に企画しないといけないなと思いました。

 

2015年10月24日
阿寒湖で開催された実体験型自然観察会「阿寒湖のニホンザリガニをウチダザリガニから守ろう!/ザリガニウォッチング」(主催:(一財)前田一歩園財団)に講師として参加させていただきました。当日は、在来生物(ニホンザリガニ)と特定外来生物(ウチダザリガニ)との軋轢や取り巻く環境について学べるように、座学に加え、両種の生息地の観察、阿寒湖漁業組合でのウチダザリガニの試食を行いました。てんこ盛りのプログラムを子どもたちはとても楽しそうに満喫していました。

 

2015年12月5日
釧路湿原国立公園パークボランティアの養成研修で釧路湿原に生息する在来生物や、侵入定着してしまった外来生物についてお話をさせていただきました。PVの養成研修に参加するほど、釧路湿原やそこに生息する生き物たちに興味関心がある方々の前でお話をするとあって、ついつい熱がこもってしまったような気がします。

 

2014年4月25、26日
釧路湿原を代表する生き物であるキタサンショウウオの観察会を実施しました。今回は、長年キタサンショウウオの調査研究をされている天理大学の佐藤孝則教授に講師として参加していただき、キタサンショウウオの生態や生息現況についてのレクチャーに加え、野外での繁殖活動の観察を行いました。野外観察ではキタサンショウウオだけではなく、エゾサンショウウオの生息地にも行き、両種の観察を行いました。

 

2013年9月18日
標茶町塘路で特定外来生物オオハンゴンソウの防除体験会を実施しました。当日は、塘路湖エコミュージアムでオオハンゴンソウの生態や釧路湿原域における侵入状況、防除の手法などについてのレクチャーを行ったのち、野外において実際にオオハンゴンソウの防除を実施しました。参加者の方々には、オオハンゴンソウの侵入の実態に驚くとともに、一度定着してしまった外来生物の防除の難しさについても理解していただけたと思います。

 

2012年7月7日
札幌市円山動物園で開催された「全道ザリガニサミットin円山公園」(主催:ザリガニと身近な水辺を考える会)で「釧路市春採湖におけるウチダザリガニ防除の取組」というテーマで講演をさせていただきました。イベントには、ニホンザリガニの保全や飼育、外来ザリガニが生態系に与える影響、駆除活動などの調査・研究に携わる方々が参加されていてとても勉強になりました。当日の発表の詳細はザリガニと身近な水辺を考える会のHP(http://zari-mizu.com/photo/album/129186)で見ることができます。

 

2009年2月14日
釧路湿原を代表する動物である『タンチョウ』について学ぶ学習会を阿寒国際鶴センタート共催して実施しました。当日は地域の園児~小学生の参加者とともに、実際にタンチョウを観察したり、タンチョウの生涯の中で起きる事件などをすごろくにした『タンチョウ育成すごろく』を実施して、タンチョウについて遊びながら楽しく学習しました。

 

2008年7月19日
釧路湿原を代表する動物である『タンチョウ』について学ぶ学習会を阿寒国際ツルセンターと共催して実施しました。当日は地域の園児~小学生の参加者とともに、実際にタンチョウを観察したり、タンチョウの餌となる生物を採集してみたり、ネイチャーゲームを実施することによって、タンチョウについて遊びながら楽しく学習しました。

 

2008年2月10日
北海道教育大学釧路校に訪問し、釧路市、標茶町の天然記念物に指定されている『キタサンショウウオ』を題材とした講演会を実施しました。講演は「キタサンショウウオを知っていますか?」、「エゾサンショウウオとの違いはなんでしょう?」等の基本的な質問を交えながら全員参加形式で実施しました。
『キタサンショウウオ』の認知度はあまり高くありませんでしたが、講演を進めていく中で多くの学生に興味関心を持ってもらえたようでした。