2016年・環境教育実践例

2016年11月19、20日
特定外来生物ウチダザリガニが北海道で初めて放たれた摩周湖が位置する弟子屈町で北海道ザリガニサミットin屈斜路湖(主催:ウチダザリガニ防除ネットワーク)が開催され、春採湖(釧路市)での防除事例や阿寒湖周辺域での生息状況などを紹介させていただきました。北海道内でウチダザリガニの防除を精力的に行う他団体の取り組みや課題についても聞くことができ非常に有意義なイベントでした。

 

2016年10月30日
平成28年度環境講演会「別寒辺牛川・ホマカイ川流域の外来生物の現状と課題を考える」(主催:別寒辺牛川・ホマカイ川流域環境保全協議会)で春採湖(釧路市)や阿寒湖周辺におけるウチダザリガニの現状や防除対策について講演させていただきました。

 

2016年8月27日
釧路市立博物館で開催されたイベント「春採湖のウチダザリガニ2016」(主催:釧路市)に講師として参加させていただきました。当日は、春採湖におけるウチダザリガニの防除の現状と課題についての講演に加え、野外でのウチダザリガニの防除体験を実施しました。捕獲した個体を使ったザリガニ釣りも行いましたが、警戒しているのかなかなか釣られてくれませんでした。

 

2016年7月10日
釧路湿原国立公園の北端部を流れる釧路川中流域に位置する茅沼地区で開催された釧路川の市民環境調査「みんなで調べる復元河川の環境」(主催:釧路国際ウェットランドセンター)で水生生物調査の講師をさせていただきました。捕獲することができたビッグサイズのウグイや特定外来生物ウチダザリガニの多さに驚かされました。

 

2016年4月23、25日
釧路湿原を代表する動物であるキタサンショウウオの夜間観察会を2日間実施しました。両日とも釧路湿原野生生物保護センターでキタサンサンショウウオについてのレクチャーを実施した後、キタサンショウウオとエゾサンショウウオの生息地へ行き、それぞれの繁殖活動や卵嚢を観察しました。

 

2016年3月13日
円山動物園で開催された「北海道、水辺の生き物の保全と生物多様性」(主催:ザリガニと身近な水辺を考える会)で北海道に生息するサンショウウオの現状と保全対策の課題について話をさせていただきました。他にも野生のサケやニホンザリガニなどについての講演もあり、非常に勉強になりました。

 

2016年2月8日
札幌市で開催された「外来生物防除シンポジウム」(主催:環境省北海道地方環境事務所)で「春採湖におけるウチダザリガニ防除の歩み」というテーマで講演をさせていただいた。他にも然別湖や洞爺湖における防除の事例の紹介もありました。